「Kish」i-smart life!

元一条工務店 営業マンが一条工務店ismartで暮らす ぱたぱた家族ブログ

発達障害の子を持って変わった!?障碍者への意識

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障碍者・発達障害、、、。障害?個性?

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

 

昨日は、はてなブログの使い方

のお勉強で悪戦苦闘^^;

 

今回は家のことは

すこーし(後々、関係はあるよ)離れた話題です。

↑こちらで、少しだけ触れました。

 

我が家には発達障害(染色体異常)

の未就学児の女の子がおります。

 

この子と暮らすことで

見えてくること、感じること、感心すること

がたくさんあります。

 

皆さんは障碍者(しょうがいしゃ)

この字読めます?

 

正直言って私は

この書き方を知ったのは

そんなに古い過去ではありません。

 

何故・いつ知ったのか?

それは仕事で採用する立場に

なった頃からです。

 

障碍者雇用の促進

これは現代社会において

推し進めなければならない

政策の一つです。

 

会社勤めの方は障碍者雇用を

うちの会社でも進めてるって

感じる方も、たくさんいらっしゃると思います。

 

会社・企業は、なぜそこまで

障碍者雇用に一生懸命なのか?

 

そうです。

 

ご存じの通り、言い方は悪いですが

罰金”(納付金)があるからです。

 

なので経営陣は各署に

「障碍者雇用を進めなさい!今年中に何人!」

と、いうようなことが起こります。

 

いやいや大変良いのです。

この考え自体は間違いなく。

 

でも、障碍をお持ちの雇用者に対して

採用者・教育担当者・同僚など

仲間たる人々が、どれ程に障碍者に対して

知識・理解があるでしょう。

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受け入れられる経験が、受け入れる能力を産む

少し話は脱線しますが

 

私、Kishきっしゅは

若い頃ニュージーランドに年(一人で)

オーストラリアに1年(夫婦で)

ほど住んでおりました。

*旅の話はいずれ、、、。

 

日本から離れ、まず初めに感じたことは

「自分が初めてマイノリティになった」

という事でした。

 

はじめての海外で、初めての一人旅

しかも1年間行った国は

ニュージーランドでした。

 

ワーホリビザを活用して

ホテルでインターン

を目的として向かいました。

 

初めの半年は一人旅

残りの半年はホテルで仕事。

 

めちゃめちゃ大雑把に言えば

こんな感じです。^^;

 

今でも覚えています。

飛行機から、知らない土地に

降り立った時のあの孤独感。

 

言葉も中途半端、見た目は

”もろ”ジャパニーズ!😅

 

世間すらよく知らず。

見渡せば高速の

ネイティブイングリッシュが飛び交い

見た目の全く違う

Kiwi(ニュージーランド人の総称)達ばかり。😭

 

でも、半年間の一人旅で

最後に感じたのは「受け入れられた」感覚でした。

 

この経験と

我が娘を育てている(90%妻が育児してる)事 

受け入れる敷居を下げてくれた

と感謝しています。

 

障碍者が働く難しさ

私が採用した若い男の子が

精神系の障害を持っていました。

 

採用から数か月後

彼から仕事を辞めたいと

相談を受けました。

 

ゆっくり話を聞こうと

彼を外に連れ出しました。

カフェで約1時間の沈黙の後

少しづつ、口を開いてくれました。

 

初めは「辞めさせてください 」

しか言葉は出ませんでしたが

 

「だいじょぶ、だいじょぶ、

 単語でいいから困ってること

 言ってごらん。」と伝えました。

 

すると

 

彼が苦しんでいたのは

適応出来ない事

受け入れられていないんじゃないか?

と感じる恐怖だと

泣きながら教えてくれました。

 

これまで何度も

適応出来ずに、投げ出し、逃げ出して来た。

自分が普通と違う少数派なんだ。

みんなと違う。

女手一つで育ててくれた母に申し訳ない。

とゆっくり教えてくれました。

 

仕事をしている時は

そんな事を感じられないくらいに

一生懸命働いていました。

 

そうなんですよね。

 

ずーっと無理してたんですよね。

 

気付いてあげられなくて悪かった事。

仕事している姿を見て

仲間みんなが受け入れている事を

ゆっくりゆっくり伝えました。

 

その日から彼は

会社に来なくなりましたが

私との電話は、頻繁に続けていました。

 

彼のお母さんとも話をしました。

とても優しい素敵なお母さんでした。

 

お母さんは彼に対する気持ちを

私にたくさん教えてくれました。

 

そのお母さんの気持ちを

私は彼に数度に渡り電話で

少しずつ伝えていきました。

 

電話のたびに、声のテンションが

上がってきていました。

 

そして遂に復職しました。

今は円満退職し、やりたいことを見つけ

学校に通っています。

 

先日、遊びに来てくれました。

いい顔をしていたので、もう心配していません。😃

 

障碍は性格と同じくらい個性がある

障碍者と一口で言っても

いろいろな人がいます。

 

精神障害を隠して働いていた人。

仕事も知識も全く問題ない、内臓疾患のある方。

人口関節の方。

知的障害のある方。

 

普段は言われなければ

全くわからなんですよ、障害があるなんて。

本当に。

 

障碍者雇用を促進しようというなら

雇用者・一緒に働く仲間が

理解する努力をするためのシステム

動機付け・研修などなどが

絶対に不可欠です。

 

今、会社近くの障碍者施設の担当者の方から

一緒にセミナー・ワークショップ

しましょうと話し合っています。コロナが邪魔😓

 

本来は「障碍者雇用をしなさい!」

指示をする人々が

考えるべきところじゃないかなぁーと

”将棋の歩”は思うところです。

 

現在では研究も進み

発達障害関係で分かってきた事も

たくさんあるようです。

 

先人の天才といわれた人々が

アスペルガーだった!

などという話はよく聞きます。

 

ひと昔は・・・。

変わった人だけどすごいなぁだったり。

仕事すごく出来るけど冷たい人だったり。

あんまりお話上手じゃないけど

絵を描かせるとすごいよねだったり。

 

みーんな

今で言う障碍者じゃないですか?きっと。

 

我が娘も個性の塊ですよ^^

かわいくてかわいくてしょうがない*^^*

 

かわいがりたい時かわいがってるだけじゃん!

・・・返す言葉がございません。

 

発達障害の子との暮らしは

かみさんに感謝。

 

本当にかみさんの努力は凄まじい!

(私もちーっとはしてますよ^^;)

 

辛いこともたくさんあったと思う。

知らないところで。

そのお話は、今度ゆっくりさせてください。

 

今回はこの辺で。

ではでは。

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