父親から見た発達障害のための療育
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今回は発達障碍児のための
【療育】(発達支援)についてです。
発達障害と一口で言っても
様々な障害、重さ、部位と
子供の数だけ障害があると言っても
過言ではありません😨
当然、私には専門知識は無く
障害を語る資格もないため
我が家の末っ娘が歩んできた道の
経験談となります。
我が家の末っ娘については
コチラを☟
末っ娘は「知的障害」「肢体不自由」
があります。現在では健常者の子供達とは
成長に、大きく差が出たため
言い方は悪いですが、胸を張って
「発達障碍児」と言えます😅
なぜこんな事とを言うのかは
後々、分かります。
まずは【療育】(発達支援)って何?
専門家ではないので、凄く簡単に
自分の理解で言うと・・・。
障害のある子供
障害があるかもしれない子供に対して
それぞれの障害・状態・困っている事を
解決に向けて働きかけ、支援する事。
将来的な社会進出を目指して支援する事。
と、理解しています😌
勿論、我が家にはありがたい支援です。
医療・福祉・教育機関・企業と
療育を受けられる場所も様々です。
医学的な療育
PT・OT・STって聞いた事ありますか?
リハビリ等で中心に使われる言葉です。
こちらも療育に関わってきます。
こちらも簡単にご紹介😅
PT(Physical Therapy)理学療法
OT(Occupational Therapy)作業療法
ST(Speech-Language-Hearing Therapy)言語視覚療法
みんなの介護さんで
療法士について、まとめてくれています☟
出典:みんなの介護
私の知っている予備知識も
このくらいです。
発達障害の子供さんがいる
親御さんや医療・学校関係の方
以外の方は、初めて知ったという方も
いるのではないでしょうか?
我が家も、末っ娘が生まれる前までは
全く知らない世界でした。
療育の存在を知る事が出来た理由
変な事を言うようですが
生まれた子供が
「私、障害があるから
療育を受けたいよ!」
とは、言いません😓
親が気付くしかないんです🤔
末っ娘の場合は、生まれる前には
少し”普通の子”とは違うと
お医者さんから教えてもらって
いたので、まだましな方だと思います。
しかも、我が家では3人目の子です。
健常児の成長を2度経験出来ています。
これが、初めての子だったら😨
でも、初めての子が発達障碍児の
ご家庭だって沢山います。
どれ程に大変か・・・。
その子に合った療育を見つけるのは親
我が家の場合は
完全にかみさんの努力のおかげです。
調べまくって、聞きまくって
実際に行ってみて、体験させて
末っ娘に一番合っている施設を
妥協なく諦めずに根気強く
探してくれました😳
このバイタリティと精神力には
我がかみさんながら本当に
頭が下がります。
その努力と苦労を見ていて
思ったんです。
誰でも出来る事ではない😲
逆に!こんなに努力しないと
その子に合った【療育】って
見つけることが出来ないの!?
末っ娘の療育施設に同伴して驚いた事
もちろん、私も毎回ではないですが
お休みの時は、一緒に療育の施設に
行くこともあります。
末っ娘が、初めて通いだした施設は
肢体不自由の子しか入れない
クラスでした。
1歳半から通いだしましたが
この当時、末っ娘はまだ歩くことが
出来ませんでした。
そこに通っていた子供達も
末っ娘のように当然歩けません。
歩けるようになると卒業です。
この施設に行ってみて
一番驚いたことは、子供達や
先生の事ではなく
お母さんたちの
底抜けな明るさ😳
でした。
どのお母さんも絶対に苦労が絶えないはず
我が家も、末っ娘の事で
かみさんは大変だったと思います。
(私もそれなりに、、、。)
発達障害児を抱える、親御さんたちは
みんな絶対に大変なはずです。
先の見えない不安。
突然起きる発作、発熱。
食べてくれない、寝てくれない。
周りの健常児の成長から
みるみる置いて行かれる焦燥。
なのに、なのにですよ!
本当に、どのお母さんも
社交的で悲壮感、疲労感は無く
みんな、マジで笑顔😄
私は”なぜ”なのか、観察しました。
同じ苦労を知る同志
お母さんたちを見ていて
感じました。
お互いが、お互いの辛さ大変さを
言わなくても分かってくれる。
困っている事が分かるから
どうしてあげれば助かり
うれしいかが分かる。
戦友・同志の様。
健常児だけを育ててきた
お母さんには、わからない結束
かもしれません。
分かっていますよ。
そんなこと思っていない事。
でも。
「かわいそう」
って思われているんじゃないか。
と、懐疑的になってしまうんです。
人間、そんなもんじゃないですか。。。
療育は決して、子供たちの為だけにある訳じゃない
療育の場は、当然子供たちが
成長する場です。
しかし、発達障害児を持つ親
というマイノリティグループの中で
情報共有・同調・協力・互助
そして親友という
チャンスを秘めている場でも
あるのではないかと、お母さん達を
見ていて感じました。
みんながみんな「いい療育の場」に出会える訳ではない
みんなとは
子供だけではなく
親にとってもです。
冒頭話した通り、うちのかみさんは
凄まじいバイタリティと精神力で
子にも親にも”合う”療育を
見つけ出しました。
そして、持ち前の社交性で
お母さん達と打ち解けて
自ら「居場所」を見つけ出したんです。
しかし、どんな親でもこれが
出来るかというと
それは違うと思います。
内向的で動くことが苦手なお母さんは?
私はブログを始めてから
他の方のブログやSNSなどに
お邪魔して、記事を読ませてもらう事が
増えました。
その中には、同じように発達障害児を
抱えたお母さんの叫びのような
内容もあります。
自分の子が発達障害である事を
分かっているだけ良い場合もあります。
グレーな状態で産まれて
障害に気付けず、他の子と違う事を
誰にも相談できずに
悩み続けているお母さんもいます。
最悪の場合、健常児のお母さん達に
「あの子ちょっとおかしいわよね」
などと言われ、一人で泣いている
お母さんもいます。
一人で悩んで、滅入り
家の中で子供と二人っきりで
ただただ生きている。
このような、つぶやき
記事をたくさん読みました。
自分で動かなければ
自分で気付けなければ
誰も助けてくれないんです。
私はそこが問題だと思います。
もっともっと分かりやすい逃げ場所を!
初めて子供を持つのも
初めて発達障碍児を持つのも
みんな、1年生!初心者です。
どうすればいいかなんて
すぐには考え付きません😖
あまりにも社会的な
補助が少ないように感じます。
もちろんありますよ。
それでも、どうしても
「聞きに来た人には
教えてあげる」
という、スタンスが強すぎる😟
もっと苦しんでいる人たちの
”寺子屋”のようなシステムが
福祉の中に出来て欲しいと思います。
残念ながら、そんなシステムを
作り出す能力が、私にはないので
困っているいる人達が
たくさんいる事を、ここに記します。
療育という素晴らしい現場はあります。
誰もが、そこに容易に辿り着ける
社会になるといいなぁ。。。
終わりに
育児をかみさんに
任せてばっかりで
本当の大変さが分からない父親が
一歩引いたところから
見た【療育】についてでした。😓
何か感じて頂ける方が
一人でもいれば幸いです。。。
今回はこの辺で。
ではでは。
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