ひと昔前の世代から教えてもらった「家は斜に構えろ!」
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今回は「土地と建物と方角」の
関係についてです😃
前回は【真夏の太陽】にスポットを
あてて、家の中の温室状態回避について
考えてみました。
今回は前回と少し重なる部分は
あります🤔
視点を「太陽視点」⇒「土地・建物視点」
に変えて考えてみます🧐
「家は真南向きに
建てない方がいい」
☝についてですが、始めに
お断りしておきたいことは
”現在”は一概に真南向きの家を
建てない方が良いという訳では
ありません😲
昔と今の住環境の違い、先人の知恵も
含めてまとめてみます😉
「家は真南に建てない方がいい」理由!今と昔
これを教えてくれたのは
「一条営業時代の大先輩」
と
「私のじいちゃん」でした😃
ですので、情報が少し古い訳です😅
内容は現在と照らし合わせてみると
意味がある部分と意味が無くなっている部分が
あるように感じます。
早速4つの理由を見ていきましょう!
理由①真夏の直射日光を避ける
これについては、前回の記事の通り
ですが、昔との比較もしてみます!
リビング(居間)は、日当たりの
良い場所が良いと考えるのは
今も昔も一緒です。(*昔は昭和程度)
一番日の当たらない
真北にリビングを持ってくる家は
特殊な条件を除くと
ほとんど無いと思います。
特に昔は断熱性能も低かったため
直接、真南の一番熱い直射日光が
窓から入ると暑くて暑くて
生活なんて無理です🥵
そこで!考えられたのは
すだれ・グリーンカーテン(朝顔・ゴーヤなど)
それと、家を真南向きにしない!
☟の図で(私が適当に作った図なので雑です😅)
青い四角が家です😅
紫線が太陽の一日の動き
橙線が日光です。
太陽が家の正面に来た時が
真南に来た状態になりますが
家が真南に向いていると
家の南面全体が、直射日光が
まっすぐに”刺さります”😱
大袈裟に45°傾けて作った☟図ですが
☝この場合だと、太陽が真南に
来た最高潮に暑い時の日光を
家が斜に構えた分だけ
いなしてくれます👍
現在の住宅は昔と比べ
断熱性能は各段によくなっていますが
それと比例して余りがあるくらいに
リビングの窓は大きくなり
吹き抜けなどで高さもあったり
しますので、やはり現在においても
真南向きに家を建てない事は
ひと昔前と同様に、意味があると言えます。
理由②北側の壁のカビ・こけを防ぐ
北側の壁が、黒緑に汚れている
お家を見たことありませんか?
特に日が入らないサイディングの
壁の場合は特に発生しやすいと
思います。原因は常にジトっと
湿っているためですよね🤢
1日に長い時間でなくてもいいので
日光が直接当たり、乾く時間が少しでも
あればカビ・コケの抑制に
かなり効果があります!🌞
😅折角作ったのでもう一回登場です☝
ご覧の通り、真南を向いている家は
1日中、北側の壁には直射日光は当たりません。
逆に斜に構えた家は朝と夕方に
北側2面に日光が入ります。
基本的に北側壁という概念が無くなります!
北側は面ではなく
点もしくは線になる訳ですね。
現在の住宅は壁も進化を遂げており
かなり汚れにくい壁が出来てきています。
我が家はもちろん☟
ハイドロテクトタイルですよね🙄
こちらはオプションになりますが
将来を考えると凄まじいコスパを
誇ります。
現在でもサイディングの壁は
普通に使用されておりますね。
サイディングの場合は7~10年に
一度はメンテナンスが必要になります。
費用はおおよそ60万円から180万円😨
湿気や汚れに強くありません。
そういう意味では、現在は
真南向きの家にしても
壁の性能を上げれば、北側壁の汚れは
防ぐ事が出来ると言えますね🤔
理由③風水の問題!吉方・凶方を変える
この問題は現在はそもそも
全く気にされないという方も
多くなってきていると思います。
ただ、鬼門にトイレは避けたいなぁ🤔
とかはあるかもしれません。
その場合も、家が方位に対し角度を
帰る事によって吉方に合わせたり
凶方を避ける事も出来るという訳です。
昔は結構多かったようですが
現在では余程凝っている家族以外は
方位の為に家の配置角度を
変えるという事は
ほとんど聞かなくなりました🤭
理由④強い風雨を防ぐ
私の実家は福島です。
冬には【吾妻おろし】という
北西から強く冷たく乾いた風が吹きます。
その為に、ひと昔前の実家近くの家は
家の配置をむしろ北西に
「窓が一つも無い壁」をもってきて
家の中を守ります。
最近では見ませんが
その壁側に【石蔵】や【防風林】を
配置して防いでいました😲
我が実家にも蔵がまだあります😏
家は建て替えましがね😅
今考えると、家の為に
家並にでかい倉庫を作ったり😳
木を植えて、林を作ったり😳
昔の人ってはんぱねぇ😵
各地に【なんとかおろし】とか
浜風とか、台風とか、その土地特有の
自然現象があると思います。
長く住む土地への理解も
かなり必要だったのでしょうね。
現在は何度も言いますが
「家の性能が上がっています」
家一個単体で、ある程度の自然災害は
防げるようになってきていますが
”ある程度”の程度を超えた災害が
最近ではやたら多くて
恐ろしいですよね😞
記録的豪雨、観測史上初の大きな台風
頻発する地震、津波、土砂災害。
突然、日常を奪う災害ばかりです。
出来る限り、土地選びの段階で
避けておきたいところです。
我が家の土地探し☟良かったら!
土地が真南向いている土地が、いい土地という固定概念
一条営業マン時代にも、友人との話でも
土地を探している人と話すと
総称して感じることが
「南向きに家を建てられる土地が欲しい」
という事。
正直言うと私も、始めのうちは
そう思っていました。
陽当たりをかなり重視した
土地探しをしていたので
一番日が入ると思う真南を向いた家を
建てられる土地が一番いい!
と思うのは当然ですよね。
でも、最終的には家族の要望に
ある程度ハマっている候補地で
長年過ごしている風景が
目に浮かぶかどうか。
その後で、その候補地に
どのような配置で家を建てれば
一番満足して暮らせるか。
工夫でいくらでも、満足して暮らせます。
土地探しを始めたての時は
完璧な土地を探し過ぎて
沼にハマりますよね😰
でも!断言しますが
完璧な土地なんかありません😅
本当は東南向きの土地が良かった😅
我が家の土地も、もちろん
希望100%土地なんかではありません。
譲れない部分はある程度
70点から80点くらいで
及第点。弱点もあるけど
工夫でカバー出来る。
最後に予算ギリギリくらい😅
我が家は何度か出ていますが
南西向きの土地です。
本当は東南向きが良かったんです🥺
東南向きの土地は
朝日を日の出から家に
取り込むことが出来て
暑く強い西日は家の北側で
受けることが出来ます🥺
理想の角度です。
逆に我が家の南西の土地は
朝日が家の裏から上がり
夕方の強い西日を受けながら
日の入りを眺める状態となります。
こんなこと言っておきながら
南西の土地も住めば都で
夕方も太陽が沈む直前まで
家の中の照明を点けなくても
生活できるのが良かったりします😅
やっぱり、どう住むかですね。。。
土地をお探しの皆さん!!
理想の土地ってどんな土地ですか?
自分自身考えてみましたが🤔
以外とまとまらないですね😅
土地探しが難航する意味がよく分かります。
一生に一度のものと、出来るだけ
理想に近いものにしようと思いますものね😉
終わりに
今回も少しマニアックな内容に
なってしまいましたかね😑
土地と家の関係を考え出すと
正直言って永遠に終わりません😅
だって少しだけ例を挙げても・・・。
どこの地域?
土地の形は?
地盤は?
標高は?
その土地の歴史は?
考え得る災害は?
駅までの距離は?
金額は?
ご近所は?
土地の広さは?
周りの空き地は将来何に?
学校は?etc
ハイ止まりません。
止めましょう。。。
各家庭によっても
気にする視点は違います。
しかも、その上で
その土地に対して、建物がある訳です。
奥が深すぎて沼ですね😅
今回は「真南に家は建てない方が良い」
と、かなり絞った内容にしました。
また細かすぎて伝わりにくい記事を
書きますね!(誰も求めてない!?)
考え込み過ぎて沼にハマるのは
良くないと思いますが、ある程度の
比較は絶対に必要だと思います。
まずはお試しくださいね😃
今回はこの辺で。
ではでは。
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