住宅展示場の中に入ってみよう
ハウスメーカー展示場を見ても参考にならない!?
ご訪問ありがとうございます。
今回はこちらの続き☟
kish-ismart.com
早速、外観の気に入った展示場の中へ!
とその前に!
初めに言っておきます。
集合住宅展示場のハウスメーカー展示場を
そのまま住むための「家」として見ては
全く参考にはなりません。
そのままを見てしまったら意味がないのです。
この先の話は、少し偏った見方になります。
私の経験上、行きついた考えです。
なぜ参考にならないのか?
なぜ集合住宅展示場のハウスメーカー展示場が参考にならないのか?
それは未契約の人には「展示品」であり。
契約後の人には「打ち合わせ用サンプル」だからです。
すべてのハウスメーカー展示場とまでは言いませんが
集合住宅展示場の中に立っている建物は、現実離れしたものばかりです。
全体で見てしまうと、住むための家になっていません。
大きさは70坪以上あり
オプションだらけ
建築総額は6,000万円~1億円越えもざら
よく、住宅展示場に行く必要は無い!
という情報があります。
確かに口コミ・画像・見積り・経験談などなど
ほとんどがインターネットで手に入ります。
わざわざ、お休みに家族と出かけ聞きたくもない話を
延々と営業マンに話されて、帰れずへとへとになって
収穫なし。よく聞く話です。
行きたくなくなりますよね^^;
目的をもって見学すると、ものすごく
意味があります!!
目的を持った見学って何?
私きっしゅは、一条営業マン時代に営業の勉強のため
その後、自分のマイホーム建築のために、それこそ
何十か所も住宅展示場を廻りました。
ハウスメーカーには得手不得手があります。
・ネームバリュー
・戸建て件数
・コストパフォーマンス(安さ)
・性能、構造
・エコ住宅
・高気密、高断熱
たくさんのメーカーを見ることで
特色を掴むことが出来ました。
しかし、これはインターネットでも本でも収集可能です。
しかし住宅展示場に行かないと感じられなかった事は
各住宅メーカーの企業方針でした。
目的の1つ目がこの、住宅メーカーの企業方針を知る事です。
これがわかるようになったのは、
いろいろな集合住宅展示場の同じメーカーを
何か所も回った経験でした。
あるメーカーは、徹底的に他社メーカーを落とし(批判)ます。
あるメーカーは、その建物(展示場)の良さだけを話します。
あるメーカーは、いきなり最初に予算を聞いてきて
その予算が、安かった場合「うちでは無理ですね」と平然と言いました。
あるメーカーは、何も話さずただただ付いてくるだけでした。
ちゃんと営業マンの話を聞く(営業の勉強としての視点)と
3か所くらい同じメーカーを回ると特色が見えました。
「ああこれがこのメーカーの売り方か」
という事です。これは営業マンの教育方針と同義です。
広告などで謳っている企業方針と現実は違います。
『うちはこういうメーカーだから、こう売りなさい』
大きければ大きいメーカーの方が、顕著に表れます。
地場の工務店の営業マンは、”個人の性格”が大きく影響します。
そして2つ目の目的が、営業マン探しなのです。
同じ教育を受けていても、
ウマの合う営業マン・合わない営業マンは
当然います。
気に入った企業方針を持ったメーカーと
そのメーカーの、「ウマの合う営業マン」を
見つけることが住宅展示場に行く意味だったんだと
引き渡し直前の今になり、感じている次第です。
契約後のクレームは、相当大きなメーカーの過失以外は
営業マンへの不信感、引いてはメーカーへの不信感から
来るものです。
出会いから、約1年近くかかりマイホームは
完成します。1年もあれば人間の仕事ですから
大小にかかわらず多少のミス、勘違いは必ずあります。
それを許容出来そうな営業マンと出会えれば
楽しいマイホーム作りになると思います。
ハウスメーカー展示場の見方
目的は上記、としても中に入ってみて
「あんまり好きな感じじゃなぁい」だったとしたら
そこのメーカーは違いますよね?
ひとまず、展示場の中を一通り見て
よっぽど、逆転の一打がない限りは
サクサク出てきましょう。
第一印象はずごく大事だと思います。
「ときめくかときめかないか」
(ん?どっかで聞いたことあるような・・・。)
でも最上位の造りをしている展示場に入って
「いいなぁ」とならなければ脈がありません。
ただ、どのような商品があるかは見ておきましょう。
違う集合住宅展示場では同メーカーで違う商品を展示していることが
よくあります。メーカーは一緒でも商品によって
違いますので「このメーカーのこの商品は無い」
という消し方ですね。
展示場の中はエリアごとに切り取って見る
初めにお伝えした通り、展示場は展示品です。
ですので、エリアごとに区別して見ましょう。
例えば洗面所だったら洗面所だけ。
子供部屋なら子供部屋だけ。
収納なら収納だけ。
そこで、気に入ったものがあれば
オプションかどうか聞いてみましょう。
設備の場合は、意外とハウスメーカーとは関係なく
設備メーカーの最上級品を、おいてる場合が多いですから
気を付けなければいけません。
区別して見ることは重要ですが、その展示場によっては
”導線”をウリにしている場合もあります。
そこについては、営業マンから話を聞いて賛同出来るかどうか
見極めましょう。
いい感じだなぁと思ったら
営業マンにこれだけは聞いて帰りましょう。
「このメーカーにしか出来ないことは何ですか?」
これに対する営業マンの答えに「ふーん」だったとしたら
もっと合うメーカーがありそうですね。
2~3社くらいに絞られる位まで
いろいろ見学するといいと思います。
アンケートに記入したメーカーで
「もうないあなぁ」と決めたメーカーには、はっきり伝えましょう。
「うちには合わないので、申し訳ないですが結構です!」
じゃないと、営業マンがリストから外せません。
しっかりとお断りしてその営業マンが
次のお客様に力が注げるように”カイシャク”することが
本当のやさしさです。
プラン書いてみましょうか?には要注意!!
超重要です。
序盤には絶対に、プラン提案には乗らないで下さい。
なぜか?
楽しいからです!
先に決めなければいけないことを、決める前に
楽しい話を進めるだけ進めて、ここから先は契約になります!
という事は、実際にあります。
まずはしっかり、メーカーを決めることに注力しましょう。
希望だけを出して、プランを作って欲しいなら
いい方法がありますよね。
インターネットで無料で出来る!
知っていれば使っていました。
苦労して自分であんなに、いっぱい図面書いたのに;;
ハウスメーカー決め、我が家の場合は
最初は予算から入りましたが
ものすごく簡単にまとめると
重要視したのは私が「性能」、かみさんが「外観と設備」
最重要はかみさんが営業君を気に入ったこと^^;
でした。
我が家が一条を選んだ理由については
長くなるのでまた今度。
この次のステップは
新築現場見学と入居宅訪問です。
ハウスメーカー決定には最重要要素ですね。
よろしくお願いします^^/